カップラーメンレビューのページも、ついに3ページ目
みなさんは気にせず、ゲーム記事に戻ってください…
25:サンポー 熊本とんこつ焼豚ラーメン
具材:焼豚、ローストガーリック、ネギ
お湯入れは3分
パッケージ自体は大きくないが、粉末スープ・焼き豚・
調味油・後入れかやくなど4包も封入されている
熊本県でもトンコツラーメンは人気のようで、
検索すると豚骨ラーメンを扱う店が多くヒットした
焼き豚の大きさが他のカップ麺の1.5倍くらいあって嬉しい
画像にもあるように、麺が隠れるくらい大きさがある
後入れかやくに入っているものがローストガーリックなのだが、
この香りがなんとも刺激的
これを食べたら、しばらくは外を歩くのをためらうくらい香ばしかった
真っ黒な調味油も香りの濃厚さを際立たせる
麺は硬くもなく柔らかくもない
あまりスープの味が麺に絡まず、淡白な食べ応え
焼き豚やスープの味も控えめで、そこまで濃厚ではなく食べやすい
ガーリックも香りの割りにはガツンとこない為、
くどさがなくサラッと食べられる一品であった
26:エースコック 飲み干す一杯尾道 背脂醤油
具材:大豆加工品・メンマ・ネギ
液体スープ付き
お湯入れは3分
スープには瀬戸内産いりこ使用
尾道とは広島県にある地名
この商品は尾道界隈のご当地ラーメンをモチーフにしている
尾道ラーメンの特徴は背脂の入った醤油スープと平打ち麺
後入れスープに背脂はたっぷり入っている
さすがに平打ち麺までは再現されておらず、
麺はよく売っている日清カップヌードルのものと似た感じのなじみがあるもの
メンマは小さいながらも食感がよい
具にはお麩のようなものが入っていて、
これがスープと脂をよく吸っていてジューシーで美味しい
後入れスープというのが背脂なのだが、スープが軽くにごるくらい入っている
これがスープに油分を与えており、食べた満足感を引き立てている
この商品一番のポイントはスープであり、
普通の醤油ラーメンのスープと比べてもコクがある
ここに瀬戸内産の魚介の旨味も感じられた
27:ニュータッチ 大盛 八王子ラーメン
具材:味付き豚肉(チャーシュー)・玉ねぎ・ネギ
熱湯3分
大盛と書かれているだけあって、めん90g 全部で514キロカロリーもある
パッケージは横から見ても大きい
豚肉はお湯より先入れ、かやくの玉ねぎとネギは後入れとなっていて、
具材ごとの柔らかさも丁度よい
カップ麺の具材に玉ねぎが入っているのは珍しい
八王子ラーメンの特徴は醤油ダレとトッピングの刻みタマネギらしく、
ここにご当地ラーメンの要素が再現されている
麺はフライ麺。少し硬めの質感で、よい舌ざわりである
量の多さも相まってボリューミーな感じが伝わってくる
とにかく、この製品はタマネギの香りと風味がスゴイ
量も多めに入っている為、
麺をすすっただけでもタマネギの味がついてくる
シャキシャキした長ネギの食感もいい
味付き豚肉はサッパリしたスープにつかり、ほどよい味わいに落ち着いていた
スープは少し甘めながらも、しょっぱさが効いていてあり飲みやすい
ここにもタマネギの旨味が溶け込んでいる
なにはともあれ、このカップ麺の主役はタマネギ
そう言い切れるくらいタマネギの美味しさが詰まった逸品であった
28:麺のスナオシ 中太縮れ麺 札幌味噌ラーメン
具材:コーン・わかめ・ネギ・もやし
熱湯4分
札幌味噌ラーメンという王道中の王道
それをモチーフにしたカップ麺である
かやくは一見すると少なそうに見えたが、わかめがお湯で割と増える
麺もカップの大きさの割には多めに感じられた
もやしは乾燥させたものが入っているのだが、
お湯を吸うことで元通りとなり、食感はしっかりとしたものとなっていた
コーンは少なめながらも、ちゃんと甘みを感じられる
コーンが入っていると北海道のラーメンだという雰囲気が増して非常に良い
ワカメが入っているおかげで彩りもキレイだ
そして、増えたワカメのおかげで具材の充実感も増している
スープは味噌風味ながらもさっぱりとした味わい
それでいて塩味も程よく効いていて美味しい
縮れ麺にもスープがからんでいて、最後まで美味しくいただけた
具材の種類も多く、満足感のあるカップ麺であった
29:ペヤング やきそば にんにく味噌
具材:キャベツ・コーン・フライドガーリック・ニンジン
お湯入れは3分
今まで、このページで紹介してきたものは大概、
ご当地カップ麺だったのだが、これについては何処のご当地なのか解らないという
(なお、本ページはご当地カップ麺の詰め合わせを頂いたため、
その内容を感想として書いているものである)
にんにくといえば青森県なのだが、特に青森名物などという表記はパッケージにはない
フライドガーリックが入っているにしては
にんにくの風味はマイルドに思えた
おそらく、味噌の味わいがにんにくのくせの強さをおさえているのだろう
味噌の風味は感じられるが、どちらかといえば醤油っぽさが強い
そして、辛みもピリッと効いている
ソースの味は麺にしっかりと染みており、それでいてやきそば特有のもっさり感もあって美味しい
キャベツはザクザクとした歯触りで、他の具材もニンジンやコーンとバラエティに富んでいた
食べている最中はニンニクの香りや味は感じなかったのだが、
食べた後になって結構、香りが残っていることに気づく
意外と香りが強いようなので、出かける前に食べるのは禁物かもしれない
30:ニュータッチ 大盛 名古屋カレーうどん
具材:味付き油揚げ2枚 かまぼこ ねぎ
スープは後入れ
お湯5分
名古屋のカレーうどんはご当地フードとして有名らしく、
具材の油揚げやかまぼこも名古屋カレーうどんの特色であるらしい
パッケージに載っているオリエンタルというのも愛知県にある会社で、
主にカレールーやカレー関連の商品を取り扱っているのだという
この商品は大盛というだけあって、麺は90gも入っている大ボリューム
これは期待値が上がる
作り方はかやくを入れてからお湯をそそぎ、完成してからスープを入れるという
少し変わった手順
これによってスープにカレーうどん特有のとろみがつく
うどんの麺は平たくて太さもあり、もちもちとしていて噛み心地がいい
それでいて少し縮れている為、よくスープがからむ
油揚げには元より甘めの味がついていて、
これがカレー味のスープを吸って深い味わいとなっている
それでいてふっくらとして美味しい
ネギも大きめに切られている
カップ麺特有の薄いかまぼこも良い
スープ自体も甘口カレー味であり、辛くなくて食べやすい
粉末スープは粉の量が多く、
普通にご飯にかけてもいいくらいとろみが贅沢についていて美味しかった
31:ペヤング やきそばイカスミ
具材:キャベツ
お湯3分
パッケージには書かれていないが、
イカスミ焼きそばというは一般的に、沖縄の名物であるらしい
ソースの香りに、しっかりとしたイカスミの磯っぽさが感じられる
イカスミやきそばだけあって、普通の焼きそばに比べると見るからに黒い
そして、少ししょっぱさが強い気がする
麺は硬くもなく、柔らかすぎずいい塩梅である
ちぢれているおかげで、混ぜるとちゃんとソースがまとわりついてくれる
あまりキャベツにはソースが絡まない為、麺との味の違いでさっぱりとしていた
色や香りにイカスミっぽさは感じられるが、
そこまでイカスミのクセは強くない為、見た目に反して食べやすいカップ麺であった
32:味のマルタイ マルタイラーメン
具材:たまご・乾燥油脂・ネギ
お湯入れは2分30秒という、なんだか半端な時間
ごま油とカツオの旨味、あっさり醤油スープが決めてとの事(パッケージ参照)
めんの味わいが淡白であり、全体的にあっさりしている
あと、他のカップ麺に比べて麺の色が少し白め
具材として入っている乾燥油脂というのが変わった食感で、
お麩にも似た舌ざわりでありながら、肉のようにとろける不思議な食べ物である
具材のたまごが大きめで嬉しい
ネギと乾燥油脂は小さめな分、麺と共にからみついて口に入ってくる
スープはしょっぱさより、素材の旨味を強く感じられる適度な味加減
それでいて、しっかりとした油の美味さもある
オーソドックスなカップラーメンと思いきや、
食べてみると意外と特色が多くて興味深い1品であった
33:サンポー 磯香る海苔佐賀しょうゆラーメン
具材:焼き海苔・なると・メンマ・ネギ
九州 有明海産の海苔を使用
お湯入れは3分
普通の焼き海苔と、後入れの散らし海苔が2種類入っている
一般的に佐賀ラーメンと呼ばれるものはトンコツらしいが、
この商品はしょうゆラーメンである
佐賀ラーメンには海苔も入っているが、そこまでふんだんには入っていないようだ
恐らく、この商品は有明(佐賀)の海で採れた海苔を使っているのだろう
とにかく、海苔がスゴイ
焼き海苔と散らし海苔を入れると、半分以上ラーメンが見えなくなる
麺は細めで、つるつるとした歯触り
やや芯の感じられる適度な硬さである
海苔以外の具材は小さめではあるが、
種類が豊富なのでラーメンにも彩りが感じられる
スープは醤油の香りと味が強く、海苔との相性もいい
スープの底に溜まった散らし海苔の溶けてトロトロとした食感が良く、
最後まで美味しくいただけた