つい先日、『バイオ9』やら『ペルソナ4リメイク』やら有名タイトルが色々と発表されたのに、そのほとんどが任天堂ハードに対応していないといった記事を当ブログにて公開した。
(下の記事を参照)
じゃあ、この任天堂ハードがソフトメーカーから省かれる理由は一体、なぜなのか。
それをここで考察していこうと思う。
まあ、ゲーム機の性能が足りないとか、スクウェアエニックスの『ファイナルファンタジー』のように特別な契約があるとか、そういった理由の場合もある。
(下の記事を参照)
ただ、もう簡単に言ってしまうならば恐らく、任天堂がお金を出さないからである。
外部リンク:『任天堂 2013年10月31日(木) 第2四半期決算説明会』
ちょっと古い話ではあるが上記リンクのQ5にて、『結局値引き合戦であったり、お金の出し合いであったり、単純な価格競争的なアプローチになってしまい、結果的に際限なくそれが続いていくと思います』と岩田聡社長は発言している。
つまり、他のハードメーカーも、ただ口を開いているだけでサードパーティのタイトルが集まってくるという訳ではなく、それなりのお金を積んで集めていると考えるのが妥当だろう。
しかも、『際限なく続いていく』とまで言っているところを見るに、サードパーティーはハードメーカー各社にコンテンツで差をつけ、様子をうかがいつつ価格を釣り上げているともみられる。
まあ、そこはソフトメーカーも引き下がると、ハードメーカーに安く見られる可能性がある為、退くに退けないであろうことは想像に容易い。
そんな熾烈な業界の中で任天堂が、お金の出し合いをしてソニー……ましてや、マイクロソフトに勝てるだろうか。いや、間違いなく無理だろう。特にマイクロソフトには。
この戦いに参加しない点においては、任天堂の判断は極妥当だと考える。
では、お金を出さない代わりに任天堂はどうしたのかというと、「自社で一定のソフトラインアップを作り得る、任天堂のようなソフト開発リソースがある会社」と上記の決算説明会で言っている通り、自社でハードを普及させ、ソフトメーカーが無視できない状況を作り出すことにしたのだと思われる。
爆発的に普及しているハードを無視すると、ソフトメーカー側としても株主から突っ込みを食らう可能性がある。なので、支援金のやりとりに関わらずソフトを出さざるを得なくなるという算段。
事実、NintendoSwitchには今までにないくらいソフトメーカーからもソフトが発売され、その作戦は成功したといえる。
ただ、一つ誤算だったかもしれないのは、任天堂のハードを購入するユーザーの大半が、任天堂のソフトを目当てとしており、そこまでソフトメーカーのタイトルに興味を示していないということである。
事実、NintendoSwitch2のローンチを見ると、もうほぼマリオカート一色と言っていい。
NintendoSwitch2への独占タイトルすらあるものの、ほとんどはランクインすらしていないという状況。
といっても、任天堂としてはNintendoDirectで紹介したり、公式のトピックスを組んだりはしている訳で、最大限のケアはしている。これ以上を望むのは酷である。
ゼルダ無双のように任天堂のブランドを貸し出すこともまた、そういった支援の一環なのだろう。
どんなにハードが普及していても、採算が取れない前例ができてしまっては撤退する口実にもなりうる。
しかし、サードパーティ製のソフトでも今までに、『マインクラフト』や『桃太郎電鉄』など、好セールスを出しているソフトは存在する。
結局はソフトメーカー側でブランド価値を高め、売れるよう推し進めてもらうしかないとも言える。
ハードメーカーからの支援金を求めて、大して普及していないハードにコンテンツを集め続けた結果、ユーザーからそっぽを向かれたシリーズや衰退したブランドも多々あったのではないだろうか。
そういった理由から今後も、サードパーティの大型タイトルは恐らく、普及が進んでいない状態では任天堂ハードには出ない可能性が高い。
しかし、NintendoSwitchという成功例ができた以上は、サードパーティといえどもNintendoSwitch2を端から無視することもできないはず。
なによりポケモンや、どうぶつの森、ゼルダといった定番タイトルが出ることは明白なのだから、普及することを見据えて早めに準備を始めるメーカーも出てくると考えられる。
個人的には普及しているハードに人気コンテンツを集めて、それぞれの相乗効果を期待した方が業界は盛り上がるのではないかと思うが、そうは上手くもいかない事情が各社にあることも推察はしている。
【 管理人:暗闇龍 】

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