任天堂、『バンダイナムコスタジオ シンガポール』を子会社化




 2025年11月27日のニュースリリースにて、任天堂が『バンダイナムコスタジオ シンガポール』(以下、BNSS)を子会社化する旨が発表された。

【 外部リンク 】
『任天堂株式会社 ニュースリリース:開発体制強化を目的としたシンガポール法人の株式取得について』







 これに伴い、商号も『Nintendo Studios Singapore Pte. Ltd. 』に変更されるとのこと。
 (まあ、任天堂の子会社なのにバンダイナムコじゃ不自然だしな…)

ニンテンドースタジオ シンガポール ロゴ
画像引用:『任天堂株式会社 ニュースリリース:開発体制強化を目的としたシンガポール法人の株式取得について』



 ニュースリリース内の紹介によれば、BNSSはゲーム内のアート素材作成を得意としている会社であり、以前からスプラトゥーンなどのソフト開発において任天堂と関わりがあったようだ。

 スプラトゥーンといえば、近代的なデザインのアートやオブジェが特に印象的なタイトル。
 こういったハイセンスの一部が、BNSSによるものと考えたならば、シリーズの今後の展開も踏まえて子会社化しておきたいと考えたのも納得である。

 逆にいえば、こうした能力の高い会社の株式譲渡を行うということはバンダイナムコスタジオの開発力の低下に繋がる。
 バンダイナムコスタジオは最近でも、任天堂のタイトルである『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』や『カービィのエアライダー』の主要開発を務めており、かなり任天堂と距離の近い体制を取っている。
 そういった点で見ると今後、バンダイナムコは自社ブランドの強化より、任天堂タイトルの開発協力を優先する姿勢なのではないかとも見られる。
 (テイルズオブの新作とは、そろそろ作って欲しいとは思うけど…)

 現状、任天堂の発売するタイトルは主に国内の開発会社が担当しており、海外の開発会社が主導となっている作品は少数である。
 (直近、発売されるメトロイドプライム4など、海外スタジオ製のソフトもなくはない)

 しかし、ハードの処理性能の向上に伴い、ソフト開発の規模が徐々に膨れ上がっていくのは明白だ。国内の開発者だけでは開発スピードに限界がある為、任天堂は今回のように海外の信頼できるパートナーも増やしていく計画なのかもしれない。

 本件以外にも、ここ数年で任天堂は様々な会社を子会社化している。




 人手が掛かる部分を安易に省略していくのではなく、しっかりと人材やチームを評価して引き入れ、開発体制を強化していく部分からは、ゲーム作りへの真摯さが感じられる。

 NintendoSwitch2で発売されるスプラトゥーンシリーズなどにおいての、『ニンテンドースタジオ シンガポール』の活躍に期待したい。

【 管理人:暗闇龍 】





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